過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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452: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:17:40.17 ID:4J9vHvBto
 一方通行の手が光線へ接触する直前、彼の体に異変が起こった。
 急速に力が抜け、全くいうことを聞かないのだ。
 もはやベクトルを操作することはままならず、浮力を持たない彼の体はすぐさま海底へと沈んでゆく。
 
一方通行「クソっ……たれ、がァ」

 反射するはずの光線が後頭部をかすめたことを見送って、彼は小さく悪態をついた。
 ついに、エネルギーが底をついたらしい。

レヴィアタン「ようやく1時間、ってわけね」

一方通行「チッ……」 

 一方通行が海底面に肩から着地した頃合いを見計らって、レヴィアタンは彼にまとわりつくように近づき、不敵な笑みを見せた。
 そして一心に睨みつける彼の眉間のあたりに槍を突きつける。
 
レヴィアタン「本当に残念。できればあなたの能力が切れてしまう前に、実力で勝ちたかったのだけれど……
        私もネオ・アルカディア四天王。
        瀕死のイレギュラーを生かしておく趣味は持ち合わせていないわ」



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