過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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486: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/08/13(月) 23:20:10.57 ID:YQ19khGeo
アルエット「ど、どう、あくせられーた?」

 恐る恐る尋ねるは、少女・アルエット。

一方通行「……悪くねェな」

 そして彼女の目の前に座る、黒色の液体を口に運ぶ男―― 一方通行は、ため息をつくようにつぶやいた。

 レジスタンスベース内の一室。
 先のミッションから戻って間もない一方通行を呼び出したのは、他でもないこの部屋の主、アルエットであった。
 彼女にとってはいささか大きい金属の机椅子と、横たわったカプセルの様な形状のベッドがある他、
大したものもない部屋の中に、香ばしいコーヒー豆の香りが漂っている。
 そのがらんどうの部屋に、二人は向かい合って座っていた。

 しかしもう一人、室内には、一方通行にとってはアルエット以上に気になる人物が存在していた。
 彼とは反対側、アルエットの右隣に座り、無表情にE缶に刺さったストローをすするレプリロイドの少女。

ミサカ「……なるほど、これがエネルギーの摂取ということですか、とミサカは一心に液体を体内に取り込みます」

 その姿は、あの御坂美琴に瓜二つであった。
 
 上記三者によりこの室内に漂う奇妙な空気は構成されているのであったが、その詳細を語る前に、
まずは一方通行がいかにしてレジスタンスベースへと舞い戻ったかを記さねばならないだろう。
 
 さかのぼること、3時間前。結論から言えば、彼は気づいた時にはすでにこの地にいたのである。



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