過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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502: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/08/13(月) 23:36:27.98 ID:YQ19khGeo
ミサカ「今のは、一体どういうことなのでしょうか、とミサカは彼の真意を図りかねます」

 一人、ぽつねんとアルエットの部屋に残された彼女は、椅子に座り、正しい姿勢のまま考えを巡らせた。
 それは別に、一方通行が自分に向かってかけた言葉が珍しく優しかったからではない。

 彼が百年前の記憶をなくしていることは知っている。
 しかし仮に彼が知らなかったとしても、この公然の事実を誰も教えないとは考えづらい。
 つまりはこのことを知るものが一人もいないのだ。

 そのことが意味するのは何か。
 何者かが隠ぺいした? 一体何のために?
 確かに目覚めてから今まで何か会話がかみ合っていないようにミサカは思っていたのだが、
その原因がようやく判明したような気がした。
 この時代の人々は、皆勘違いをしている。

 ミサカ自身も、幻想殺しも、そして一方通行をはじめとする学園都市の超能力者も。
 皆レプリロイドであったと思っているのだ。








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