過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/25(月) 00:40:19.10 ID:5e/kp7tuo
 数分の後。一方通行が吐き出した液体が部屋中を席巻するという地獄状態は、
幸いにもシエルが用意したタオルのおかげで終息はしたものの、室内には何とも言い難い鬱屈とした雰囲気が残っていた。

アルエット「あくせられーたぁ、大丈夫?」

一方通行「まァ……な……」

 あれからしばらく、一方通行はテーブルに突っ伏し口の中に残る甘ったるい味が抜けきるのを待っていた。
 しかも部屋の中にも残る、自分が最も忌み嫌うべき香りも鼻腔から侵入を続けている。

 その二か所からの猛攻に耐えるため、一方通行は無の境地に達する勢いでいた。

アルエット「変なの、私のお友達もみーんなE缶大好きなのになぁ」

シエル「一方通行は普通のレプリロイドとはちょっと違うから、エネルギー摂取の方法も特殊なのかもしれないわね。
     ……でも困ったわ。そうすると、エネルゲン水晶を直接食べる方法でもうまくいかないかもしれないわ……」


一方通行「…………」

 一方通行は目を閉じて考えた。
 確かにシエルの言うとおり、自らのエネルギー摂取方法は特殊なのかもしれない。
 先ほどE缶を吐き出してしまったのは、単純に口に合わなかっただけではない。
 はっきりとした拒否反応が自分の体の中で起こったからだということを、一方通行は理解していた。

 では、自分は一体どうやってエネルギーを得ればよいのだろうか。


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