過去ログ - 「――最悪の魔女の手下、その役割は救済」
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17:>>1[saga]
2011/04/09(土) 00:18:01.43 ID:cxN7JW7+0

「わお……一回目の主の記憶じゃあ内気な感じだったのに、随分なクールビューティーになっちゃって」

『まどか』の使い魔である。
彼女の姿は魔法少女、及びその素質がある者にしか見えない。
この学校でそういう人間は、まどか、さやか、マミ、ほむらだけなのだ。

たった4人から隠れることなど、使い魔の少女にとっては朝飯前だ。
少なくとも、隠れるべき相手の感想をゆっくり述べられる程度には余裕だった。

「にしても、どうやって接触しようかなぁ、今のほむらちゃんじゃ普通に警戒されるよね」

その言葉通り、暁美ほむらは一種の人間不信に陥っていた。
使い魔の自分なんかが接触すればヘッドショットとか決められるんじゃないかな、などと考えている内に、

「―――あ、いいこと思いついた!」

言いながら、ぐっと拳を握ってガッツポーズをする。
ここに誰かがいれば、少女のストッパーになっただろうか。
否、それはおそらく彼女の主、まどかでも無理だろう。

「ほむらちゃんの窮地を救っちゃおう!」

後先を考えないのは、主に似たのだろうか。



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