過去ログ - レイラ「さようなら、真賀田博士」
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122: ◆3feiQFueVc
2011/04/22(金) 17:27:23.15 ID:Rh4RDPr10
「艦橋の後ろ……この部分は、構造上なんの必要もない部分。そして、一番効率よく船全体に情報を伝えられるところ……」

真賀田四季がその小さな手をかざして、ノックする。

こーーん、こーーーーーん、と、響いた。

二、三度、確かめるように打ち鳴らすと、続けてリズムを取るように叩き始める。

激しく、柔らかく、律動的に。

そして四十秒ほどして、その振動が大きく震えを伴って、船全体に伝播し始めた。

轟、

ミシミシと唸りを上げて、軋む船体。

そして、停電。


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