過去ログ - 上条「そうだ! バイトしよう!」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/10(日) 13:31:18.02 ID:lDY93GDDO
神無「はい。それじゃあ仕事を教えます」
上条「よろしくお願いします」
神無「と、言っても口で教えることってあまりないのよね」
上条「体で覚えろってことことですか?」
神無「大体そんな感じよ。一応基本的なマニュアルはあるのだけれど、マニュアル通りやってますは阿呆が言う台詞よ」
上条「ははは……」
神無「余程のドジをしなければ大丈――」
上条(ドジ……)
神無「なにか?」
上条「いえ?」
神無「……こほん。他に特に聞いておきたいことはあるかしら?」
上条「じゃあ一つだけ。俺は物凄く不幸体質なんですけど、なにかいい方法はありませんかね?」
神無「不幸? そうね……。逆に考えればいいのよ」
上条「逆に?」
神無「例えば皿が突然割れたとします。これは当然上条君が悪い。けれど、そこで割れたおかげで誰かが割って傷付かずに済む。どう? なかなか幸せなことじゃない」
上条「そう、かもしれませんね」
上条(そうなんだよな。なに忘れてんだよ俺。俺に不幸があったからこそ、こんな素晴らしい『今』があるんじゃねぇのか)
上条「神無さん」
神無「ん?」
上条「俺正直、神無さんに苦手意識を持っていました。でも今のを聞いて、神無さんのことをもう少し好きになってみようと思いました」
神無「……」
神無「ごめんなさい」
上条「えぇっ!?」ナンデスト!?
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