過去ログ - 魔法少女まどか☆イチロー
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11: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/04/09(土) 20:16:38.30 ID:y4wKISZKo
「あの、イチローさん」

「なんだい」

「私たち、どこかで会ったことありました?」

 まどかは以前、イチローの夢を見たことがある。しかし彼は、まどかが物心ついたころにはすでに
海の向こうでプレーしていた。

 直接イチローと会う、などということがあるはずもない。

 つまり、まどかはイチローと夢の中でしか会ったことはないはずだ。それなのに、なぜか彼女は
イチローと会ったことがあるような気がしてならなかった。

「……いや、はじめましてだよ」

 イチローは少し考えるそぶりを見せつつ、そう答えた。

「何言ってんだよまどか! あんたとイチロー選手が会うことなんてあるわけないだろう? あたしたち、
平凡な中学生だよ」

「えへへ、そうだよね」

「それはそうとマミさん」

「ふえ? マミさん」

 さやかの言葉に、マミのほうを振りかえるまどか。

「よかった、忘れられたかと思ったわ」

 マミはまだ立ち上がっておらず、女の子座りで笑顔を見せた。

「大丈夫ですかマミさん」

「ええ、何とか。少し魔力と使い過ぎたみたい」

「大丈夫ですか? 私につかまってください」そう言ってまどかはマミを抱き起こす。
「ありがとう、鹿目さん」

「いえ」

「それと……」

「ん?」

「本当は一番にあなたにお礼を言わなければならなかったのよね」

「ああ」

 マミは長身の男性に目線を向ける。

「危ないところを助けていただき、ありがとうございます」

「いや、いいよ。大したことはしていない」

「あの、イチローさん」マミを抱えながら、まどかは恐る恐る聞いた。

「なんだい?」

「どうしてここに、日本にいるんですか?」

「あ、確か今ってもう……」さやかも何かに気づいたように言った。

 今はもう、シーズンオフではない。日本ではなく、米国で野球をしているはずである。

「それはね……」


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