200: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/04/16(土) 20:54:01.74 ID:AwbvG8G4o
「気分が悪かったら、私に言ってね? 私、保健係だから」少し長めの髪を、リボンで二つに束ねた
女子生徒も、笑顔で話しかけてくる。
あなたは?
「ああ、ごめんね。私、鹿目まどか。よろしく」
「そして私は美樹さやかだ、よろしくね」
こちらこそよろしく。彼女は、はにかみながら笑顔でそう言った。
「ところで、その髪飾り」
まどか何かに気づいたように、彼女の付けているカチューシャを指さす。
え、これ?
彼女は、自分の頭につけたカチューシャを触る。どこで貰ったのかわからないけれど、自宅にあったものだ。
それをひと目見たときから、とても気に入っている。
「とっても可愛いね。私、その色大好き」
あ、あの……。
彼女は、あまり褒められ慣れていないので、そんな風に言われるとどう反応していいのか困ってしまう。
しかし、何も言わないのは失礼だ。だから、笑顔で自分の気持ちを表現する。
ありがとう、とても嬉しい。
お わ り
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