88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage]
2011/04/11(月) 00:01:25.03 ID:AqJVGLcgo
菜々子「どうして紬ちゃんに伝えないんだよ」
静花「・・・あなたには説明できますの!?」
菜々子「・・・」
静花「琴吹グループが我がカーシグループを事実上潰したと!」
菜々子「・・・」
静花「・・・」
菜々子「・・・」
静花「あの子にだけは・・・、あの子にだけは他の人のように上辺だけで接して欲しくないんです・・・」
菜々子「・・・」
静花「・・・つむぎちゃんと・・・あなただけでしたから・・・私に本気で接してくれるの・・・」
菜々子「・・・」
静花「会社が順調なときは私の目をみないでちやほやして、不振になったらそここぞとばかりにそ知らぬ顔で離れていって・・・」
菜々子「・・・」
静花「まるで道化師ですわね・・・」
菜々子「・・・」
静花「滑稽ですわ・・・。そんな状況なのに私はいつまでもお嬢様ぶって、・・・あの子の姉面までして」
菜々子「・・・」
静花「・・・・・・その上あなたに八つ当たりまで・・・」
菜々子「どうして、あんな勝負なんて始めたんだよ」
静花「・・・」
菜々子「・・・」
静花「・・・それは」
菜々子「あの子の近くにいたかったんだろ」
静花「・・・!」
菜々子「なにが家柄だよ、一番気にしてるのはあんただろ」
静花「当然・・・じゃないですか・・・切っても切り離せませんもの・・・」
菜々子「静花・・・あんた・・・」
静花「・・・」
菜々子「・・・」
静花「今までさんざんケンカしてきましたけど・・・あなたと再会できて・・・」
菜々子「はぁ!?こんな終わり方で『良かった』なんていうつもりなのかよ!」
静花「・・・」
菜々子「今のあんたがいっちばんムカつくよ!」
静花「・・・」
菜々子「あーぁ、こんな馬鹿な結末になるんならあんたと出会わなければよかった」
静花「・・・」
菜々子「・・・『運命』なんて言葉で片付けて、あの子から立ち去ってさ・・・」
静花「・・・」
320Res/296.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。