過去ログ - 青髪ピアス「カミやん、『スクール』って知っとる?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2011/04/10(日) 22:54:42.70 ID:axrgxkSW0
上条「『スクール』?。予備校か何かででも働けってか?」

青髪「万年補習のカミやんに頼むわけないやん」

上条「事実だけどお前に言われるとむかつく」

青髪「簡単に言うと何でも屋みたいなもん。それを再結成しようって話があるんや」

上条「何でも屋ねぇ。例えば?」

青髪「学園都市へのテロの始末とか、統括理事会のメンバーの護衛とか、離反者の制裁なんてもんもあったなぁ」

上条「……冗談だろ?」

青髪「ホンマや。解り易く言うと学園都市の『闇』だった組織や」

上条「フザケてるのか……」

青髪「待って待って落ち着いてくれへん?それは元『スクール』の仕事であって今度の『スクール』は違うんや」

上条「どういう意味だ?」

青髪「まあ、ボクも話す順番が悪かったっちゃ悪かったんけどねー。まあ、詳しく説明すると――」

青髪ピアスは話した。かつて存在した学園都市の『闇』の部分。かつての『スクール』とは何かを。
何も知らなければただの妄言だと思って笑い飛ばすのだろうが上条当麻は知っている。
絶対能力進化計画<レベル6シフト>や9月30日。学園都市の裏側にある『闇』の一端を。
そして青髪は続ける。今の学園都市はそれを『なくす』と決定したと。
今回の戦争や様々な事情から学園都市の『闇』の部分を根本から排除する。
無論それに抵抗する人間は山程いるだろう。科学者や能力者の抵抗だってあるかもしれない。
その為に新しく組織を作り治安維持を強化する。そしてその為に『スクール』を再結成するというのだ。

青髪「ってわけやねんけど……ま、その反応が普通やね」

上条「何で俺なんだ?」

青髪「一つはカミやんの右手。いい加減無能力者詐欺は卒業してもらわなかん。それにボクらの目的は守ることや。相手を[ピーーー]ことやない」
  「一つはカミやんの経験。カミやんのアッチ側に対する知識はもしもの時に学園都市を守る切り札になる」
  「最後に……」

上条「最後に?」

青髪「ボク、カミやんのこと好きやねん。いっつも馬鹿やってる仲間として。本当はカミやんを巻き込むのは反対やねんけどね。でも」

上条「……」

青髪「カミやんならボクの背中を任せていいかな、とも思えるんや。それにカミやんはいろいろと荒事に突っ込む正確やからね。ならボクが一緒にいた方が安心やん」

上条「……その『スクール』ってのに入るのがバイトだってわけか?」

青髪「そうや。ちなみに風紀委員や警備員みたいなものとして扱われるから報酬はもちろんカミやんの場合は補償にもなるで」

上条「補償?」

青髪「今までの入院費は経費で落ちるしと補習分は免除になるよ」

上条「」

青髪「これ以上は企業秘密や、入ってからのお楽しみって事……で、どうするん?」

上条「一つ、条件をつけていいか?」

青髪「何ー?」

上条「どんな状況だって人殺しはしないし誰にも殺させない」

青髪「んーダメやね」

上条「!?」

青髪「たとえテロリストだって傷一つつけないでやる!くらいやないと困るわ」

上条「………解ったよ」

青髪「カミやん、ようこそ『スクール』に」



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