過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
1- 20
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/12(火) 00:15:27.85 ID:fJrb7gmS0

目を覚ます。

ここは病院のベッドの上。

ほむら「……大丈夫。今度こそ上手くいくわ」

言い聞かせるようにそう呟き起き上がった。

巴マミのソウルジェムはまどかの身体をしっかりと維持していた。
肌のつやもよく、眠っているようで、誰がこれを見ても『遺体』とは呼ばないであろう。

ほむら「こうして動かなくても、きっとあなたの存在が私の励みになる。
     あなたは繰り返してはいけない失敗の証だから」

こうして転校のその日まで、ほむらは昼はこの時間のまどかとQBとの接触を妨害するために外に出かけ、
夜はまどかの“亡骸”を抱いて眠った。

ほむら「まどか、明日は転校する日なの。やっとこの時間軸のあなたに会えるのよ……」

語りかけようと抱きしめようと“まどかの亡骸”がほむらに微笑むことはない。

にも関わらずほむらは毎晩、空しいと判っていながら『それ』にとりとめもなく話しかけていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/415.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice