過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/11(月) 23:44:25.56 ID:u7Q/kcnr0

結局、三樹さやかは魔女化、佐倉杏子はそれと心中。

ワルプルギスの夜にはまどかとほむらの二人で共闘したものの、
ぎりぎりまで追い詰められた状況でまどかが自分のソウルジェムを
魔女の中枢に撃ち込んで道連れ自爆。

とっさに守ったまどかの抜け殻とほむらだけが最後に残されてしまった。

結局運命は変えられなかったのだ。

ほむら「まどか。自分を犠牲にしないでってあれほど……」

ほむら「でも私は諦めない。今度こそあなたを救ってみせるから」

――そのとき。

そのとき思い出してしまったのだ。巴マミのソウルジェムが残っていたことを。


『ここに魂と肉体がワンセットあるじゃない』などと、
他人の生命を弄ぶような考えが浮かんでしまったのは悪魔の囁きだったに違いない。

ましては入れ物は自分が正に救おうと悪戦苦闘してきた相手の遺体なのだ。

巴マミのソウルジェムを取り出したほむらは、それを確認した。

ほむら「濁ってないわね」

これが、近々魔女化するような状態だったら迷わず砕いていただろう。
だが悪いことに、そう、これはおそらく『悪いこと』だ。

それは眠っているのか単に呆けているのか、
巴マミの魂は魔法を消費するような活動を止めているらしく格納した時点の輝きは保たれていた。



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