過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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208:まどか「ここは?」ほむら「私の転校前の入院先よ」 ◆iKbOQMkALI[saga]
2011/04/19(火) 00:37:30.50 ID:OvDMSCMs0

まどか『ほむらちゃんはわたしのために、ずっと苦しんできたんでしょ?』

まどか『ほむらちゃんがまた戻って戦ってるって知りながら、
     この先ほむらちゃんの居ない世界で生きてくなんて無理だよ』

まどか『今までほむらちゃんが救おうとしてくれた沢山のわたしの分、
     わたしはほむらちゃんを助けたいんだ――』

―――――
―――

目を覚ます。

よく知った病室の天井が見える。

ベッドから降りてすぐ、ほむらは魔法少女に変身した。
そして盾のある左腕を前に上げ、格納してたものを吐き出させた。

「きゃん!」

ほむら「あ、ごめんなさい……」

まどか「あれ? ここは?」

ほむら「私が転校する一週間前の病院よ」

まどか「本当に戻ったの?」

ほむら「そうよ」

まどか「すごーい」

結局まどかを連れて過去に戻った。

あの時間軸では確かにまどかの魔法少女化を阻止しできた。
これは快挙と言っていい。

だが、代わりにあの街の全てを失ってしまった上に、
ワルプルギスの夜を倒せず取り逃がしてしまったのだ。

ましては、一旦は引いたQBは『今は仕方ない』と言っていた。
後からまどかを狙ってくることは明らかだ。

ほとんど天涯孤独となってしまったまどかをそんな世界に置き去りには出来なかった。
いや、二人で残ってその世界で生きるという選択肢もあった筈だ。

だが、まどかの『やり直せる可能性がある限り諦められない』という言葉に、
ほむらは逆らえなかった。



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