過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/12(火) 01:38:56.43 ID:fJrb7gmS0

マミの部屋。

ほむらはここに同席したことを後悔していた。

別にあそこで断っても監視する方法は既に用意してあったのだから。

ただ、ほむらが他人に頼ることを止めてから今まで巴マミと敵対しなかったことは一度も無かったからつい同意してしまったのだ。

魔法少女とは。魔女を倒さなくてはならない理由とは。
そして魔法少女になるときの願い事。

ほむらにとって、この話を聞くのは苦痛以外の何物でもなかった。

真実を覆い隠し少女を破滅へと誘う悪魔の誘惑。
なによりも回復したQBの得意げな物言いがほむらの神経を逆撫でた。

何度、話を割り込んで真実をぶちまけてしまおうと思ったことか。

だが、ここで無理に話をしても信じてもらえないことは明らかだった。
それに、

QB「暁美ほむら。キミはずいぶんイレギュラーな生い立ちの魔法少女のようだね」

ほむら「……何のことかしら?」

QB「まあいいよ。君が魔法少女であることには変わりがないからね」

ほむらはこの時間軸でもQBを散々追い回しているのだが『感情がない』という言葉通り、
彼(?)はそんなことはおくびにも出さず、平然とそんなことを言った。

――ほむらがここにいるのはこの場で契約なんてしないように見張るため。
   ただそれだけの理由だ。

そう自分に言い聞かせ、ほむらはひたすら耐えた。



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