過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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260:まどか「ここは?」ほむら「私の転校前の入院先よ」[sage saga]
2011/04/20(水) 21:56:32.24 ID:ZCd8uk460

そして初登校の前夜、
まどか――これは前の時間軸から連れて来たまどかであるが――と、こんな会話があった。

まどか。「ねえほむらちゃん。わたしもっと役に立ちたい」

ほむら「別にいらないわよ」

まどか。「一緒にいるだけで、励みになるって言ってくれたのは嬉しいよ?
      でも、付いて行く時はいつも盾の中で出られないのってちょっと……」

ほむらは毎日この時間軸のまどかの監視活動をしているわけだが、
その中で何回かは、いつかのように彼女を伴って出かけていた。

ほむら「あなたの気持ちはわかるけど、危険なことはさせられないわ」

まどか。「何か無いのかな?」

『無いのかな』と聞かれれば、
それはほむらだって魔法による攻撃力が殆んど無いから、
一般の武器弾薬で補っているわけで、そういう意味で言ったら『無いことはない』のだ。

けれど彼女にそれらが上手く扱えるかといったら甚だ疑問であるし、
もし扱えたとしても、ほむらは彼女にそのようなものを持たせたくなかった。

ほむら「じゃあ、今度、QBを追い詰めるのを手伝ってみる?」

まどか。「本当?」

結界に入るわけでないし、立ち回るだけのおとり役ならばそうそう危険も無いであろう。
考えようによってはまどかと接触を計ろうとするQBをかく乱するにこれほどの適任者は他にない。

要は使い方である。
使わなければどんなカードも無いも同然だ。
この辺でこのカードは使い始めても良いのかもしれない。


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