過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/13(水) 02:10:20.90 ID:6khZHjeU0

バリアが砕けるのと巴マミが「ティロ・フィナーレ」と叫ぶのはほぼ同時だった。

捕縛されたマスコットの口から、彼女を何回も葬ったアレが顔を出す。

マミ「!?」

ほむら(速い!?)

前回に見たよりも何倍も速くそいつは巴マミの頭を飲み込んだ。
その高速化は孵化時にほむらがそばにいた影響だったのかもしれない。

とっさに時間停止をしたが、巴マミの首はヤツの凶悪な牙にがっちりと挟まれてしまっていた。

ほむら「くっ……」

時を止めたまま、魔女の顎をこじ開け、なんとかマミの身体を救出した。

ほむら「はあっ、はあっ……、どうしてあなたはいつもこうなの?」

言っても仕方がないことなのに、思わず口をついていた。

このまま時間を動かせば彼女の頚動脈から血が噴き出すであろう。
魔法少女はこのくらいでは死なないが、
『それ』を知らない彼女は恐怖して自ら心を壊してしまうかもしれない。

なるべく彼女が動揺しないように皮一枚で繋がった首に布を巻いて繋ぎとめ、
止血してるように見せかけた。今はこれが精一杯だ。

そしてそのまま彼女を離れたところに横たえ、魔女に爆弾を設置して時を動かす。

やはり再生が異常に速くなっている。
これでは油断していなくても巴マミは瞬殺だったであろう。

しかし時を止めることが基本戦略のほむらにはあまり関係がなかった。
別の時間軸でもそうしたように、淡々と魔女を始末した。




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