過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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613:□ある日目覚めると病室にすっごい美人がいた□[sage saga]
2011/07/06(水) 02:37:05.54 ID:EO+iJ/Mz0

彼女は口調をより強くして続けた。

「馬鹿にしないで! そうよ、馬鹿にしてるのはあなたの方よ!」

それは恭介を叱責するように。

「あなたを大切に思っている人がバイオリンが弾ける弾けないだけで、
 あなたの価値を計ってるなんて、あなたはどうして思えるの?
 本当にあなたの価値はバイオリンだけだったの?」
     
「……」

恭介は何も言えなかった。

そんな訳ない。

確かに今まで必死に努力してきたバイオリンが弾けなくなる、というのは受け入れがたい事実だ。

だが、だからといって、恭介を大切にしてくれた幼馴染の気持ちや、
こうして初対面なのに叱責してくれる彼女のことまで否定してしまうのは違うと思う。


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