162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/13(月) 16:11:46.67 ID:sgZ1vIhg0
憂「……」
どうすればいいの、は私のほうだ。
律さんに言われたこととか、
お姉ちゃんを説得する言葉はたくさん用意したはずなのに、
みんな、あつくなった心の中で融けてしまって、もう言葉に戻ってくれそうにない。
唯「みんな……必要もないのに、私たちを平気で踏みにじるんだ」
唯「なのに、私たちだけ誰も傷つけないで、馬鹿正直に、なんて……生きてけないよ」
憂「……けど」
けど。何だろう。
その先の言葉は融けていたか、
それとも涙にぬれた瞳の前で嘘はつけなかったかで、
喉より先に出ていくことはなかった。
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