過去ログ - 唯「たからくじ!」
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/13(月) 16:16:39.49 ID:sgZ1vIhg0

 私はお姉ちゃんをひたすら抱きしめる。

 もうこの体には触れられない。

 愛しくなってしまうのは仕方なかった。

憂「お姉ちゃん……」

 しがみついたまま、私はどうしても離れなかった。

唯「ごめんね、憂」

 私の体を撫でながら、お姉ちゃんはずっと言っていた。

 私は、だんだん心地よくなって、いつの間にか眠ってしまったらしい。

 気が付けば布団の中、お姉ちゃんの腕の中、

 和ちゃんのセットしたアラームの音を遠くに聞いて、

 お姉ちゃんの少し蒸れた汗の匂いを嗅いでいた。


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