41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/14(木) 20:29:08.69 ID:7k69ZAWm0
和「今すぐ決めろとは言わないし、もちろんこんな所で手術なんてできないからね?」
唯「あ、うん。それはわかってるよ」
和「まあ一応、大学病院の先生に紹介状書くぐらいはできるから。決断出来たら言ってね」
唯「……うん」
そしてお姉ちゃんはしばらく黙りこくった。
いくら今の体がいやで、変えなくてはならないと分かっていても、
いままで長くつきあってきた体だ。
手術をして性転換しようと言っても、考える時間は欲しくなってしまうだろう。
なにもすぐに答えを出す必要はない。
お金も時間もまだまだたっぷりある。
お金に関しては、まだ受け取ってすらいないのだけれど。
憂「お姉ちゃん、今考えるのはよさない? せっかく和ちゃんの前だしさ」
唯「……そうだね」
お姉ちゃんは机の上に置きっぱなしにしていたくじ券を大事にしまうと、
冷め始めた紅茶に口をつけた。
憂「そうそう和ちゃん、宝くじ当たったから」
憂「今度、軽音部とかのみんなで集まって、焼き肉屋さんにでも行こうと思うんだけど」
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