57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/17(日) 18:43:11.43 ID:JRXLp+Rr0
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そして日曜日の朝。
目覚めとともに、口の中で乾いた愛液の味が復活する。
まだ眠っているお姉ちゃんを起こさないよう、そっとベッドを降りてお風呂場に向かう。
憂「……へへ」
お姉ちゃんに愛された体にシャワーを当て、しみこんで取れないものを感じる。
歯磨きもして部屋に戻り、着替えてエプロンをつける。
憂「ん?」
それを終えたところで、ベッドの方から携帯のバイブレーションが聞こえてきた。
ベッドのほうへ向かうと、震えていたのは私の携帯の方だった。
唯「ういー、出てー……」
お姉ちゃんが寝ぼけた口調で言っている。
ギターをやっていたころと一緒で、お姉ちゃんは燃え尽きるまで頑張ってしまう性分だ。
そこまで疲れるなら回数を減らそうかと提言したこともあったけれど、
お姉ちゃんはそれだけは勘弁してと泣きついてきた。
そうしていつも一生懸命だから、疲れ果てたお姉ちゃんを起こすのは大変なのだ。
携帯を開くと、澪さんからの着信だった。
少し意外だったけれど、通話ボタンを押して電話に出る。
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