過去ログ - フクシ「パパ〜、ISはじまるよ〜」
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139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)
2011/04/24(日) 10:00:28.71 ID:/eNNPgjAO
一夏「いや、俺はアドレナリンがでまくって眠れないだけだが…お前不安なのか?」

シャル「うん…」

一夏「なにか引っかかることでもあるのか?」

シャル「ううん、なんか急に怖くなっちゃったんだ。負けたときのことを考えるとさ」

一夏「らしくないな、どうしちゃったんだよ」

シャル「だって負けたら一夏と、みんなと離れ離れになっちゃうんだよ?そんなのやだよ…絶対やだ!」グスン

一夏「おいおい、泣くなよ…」

シャル「だって…」ヒック

一夏「心配すんな。お前絶対俺が守ってやるよ。どんな手段を使ってでもな」

シャル「…一夏のそういうとこも僕を不安にさせるんだ」

一夏「そうか?バッチリ決まった格好いいセリフだと思ったんだが…」

シャル「僕知ってるんだ、一夏がピッチング練習してること」

一夏「……千冬姉か」

シャル「うん…一夏が僕を守るために無理してピッチング練習してくれてるのも知ってる」

一夏「そっか…」

シャル「どうしても考えちゃうんだ、一夏が登板しなきゃいけない展開になったらどうしよう、そのせいで一夏が野球できなくなったらどうしようって。それだけは絶対嫌なんだ。だって野球をしてるときの一夏は凄く楽しそうなんだもん。その野球を僕のせいで二度とできなくなるなんてことになったらと思うと僕…」グスン

一夏「…ごめんな」

シャル「え…?」

一夏「最低だな、俺。良かれと思ってしてたことが逆に好きな女の子を不安にさせてたことに気づかないなんてさ」

シャル「一夏…」

一夏「でもな、俺にとっては野球ができなくなることよりお前を失うことのほうが何倍も辛いんだ。お前と一緒にいられるなら右肩の犠牲なんてやすいもんさ。この気持ちだけは変わらねえ。だからさ、そんな顔するなよ、これは俺の意思なんだ」




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