過去ログ - まどか「私の始まり」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/04/14(木) 21:22:09.67 ID:+/zOP6e30
かんかんかんかん

まどかの不安が、一気に広がる。
それに比例するかのように、真っ暗闇も色が濃くなったように思えた。

まどか「――っ!」

怖い。怖い。怖い。
死にたくない!

まどかは無我夢中で矢をつがえ、何度も何度も矢を放った。
それでも、キーンッと音がするだけで機関車は走るのをやめない。
寧ろ、スピードは速くなっているようだった。

QB「……」

まどか「(どうすれば――!)」

すぐそこまでライトが迫る。
摩擦で生じたのか、熱い風がまどかの髪を煽る。

震える指で、まどかは最後の力を振り絞り矢をつがえようとした。


??「退いて」





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