過去ログ - 上条「とある聖衣(クロス)と禁書目録?」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 01:51:28.10 ID:KdNkPVlP0
一輝「特売だと…!?」
…なんでそこで、アップになって睨みつけてくるんだろうか?と、思わず心の中でつぶやいてみる。
一輝「…ちなみに、何の特売だ?」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 01:53:56.57 ID:KdNkPVlP0
一輝「ならば、急がねばなるまい」
がしっ、と肩をつかまれ
上条「へっ?」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 01:54:54.29 ID:KdNkPVlP0
一輝「行くぞ」
上条を担いだまま教室の窓から飛び出していく一輝。
あっという間の出来事に、クラスメートもどう反応したらいいか分からない。ただ一ついえる事は―
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[sage saga]
2011/04/17(日) 01:55:54.63 ID:KdNkPVlP0
地球の重力とありえない加速を身に感じながらの絶叫。
土御門「…行っちまったぜい」
青ピ「ご愁傷様…」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:01:12.59 ID:KdNkPVlP0
上条「なんでだあああああ!?」
上条「普通、ここはスーパーの場面でしょうがああああ!?」
「あの、如何されました?」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:02:42.84 ID:KdNkPVlP0
「……」
「……」
そしてしばしの沈黙。
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:05:04.79 ID:KdNkPVlP0
この若草色の髪を持つ少女が全身から優しさを滲み出しているのに対し、隣のおそらく上条よりも随分年上の、最早少女とはいえない年齢の彼女は、腰まである長い薄紫の髪を持ち、凛とした美しさの中に優しさを秘めている。
名門常盤台の制服に身を包んだ、はっきり言って、二人とも上条のストライクど真ん中の美少女。ここだけ見れば、ちょっとだけ役得である。しかし。
「……」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:06:35.73 ID:KdNkPVlP0
上条「あの、それで、俺に何のようですか?」
と切り出す上条。
「ええ、実はあなたにお願いがあるのです」
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:09:17.86 ID:KdNkPVlP0
彼女は城戸沙織。あの有名な城戸家の一人娘である。そして―彼女は自分を地上の平和を守るために降臨した戦女神アテナだと言ったのだ。
今、地上には未曾有の危機が迫っている。冥王ハーデス率いる冥界軍に侵略されようとしているというのだ。
そのために、自分に力を是非とも貸して欲しい。
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:12:25.94 ID:KdNkPVlP0
「……」
二人の間に沈黙が流れる。
無理も無い、と沙織は思った。
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[sage saga]
2011/04/17(日) 02:13:53.35 ID:KdNkPVlP0
重苦しい空気が流れる。
「あ、あの」
おずおず沙織が口を開いたとき、
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