15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/21(木) 23:11:28.59 ID:RWLsOBnAO
そんな彼女の本質を知りながらにして紬は彼女の言葉を真直ぐに受け止めた。
薄っぺらな嘘などではない。ここから先、自分が優位に立つには一度のミスも許されないだろうと。
紬「……それでも、やれる事をやるだけだから」
先の見えない闘いの海の中を深く潜ってゆく。
この闘いの敗者とは即ち、苦しみから逃げて先に顔を上げた者だ。
紬も、そして和もそれをひしひしと感じていた。
和「じゃあ一つずつへし折ってあげるから、死ぬ気で這い上がってきなさい」
和はどこか楽しそうな面持ちだった。
荒れた地面を軽く足で慣らし、その上から刀を突き刺す。
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