49:『究極生物編』：第17話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/16(土) 00:40:35.57 ID:PFwmuMvN0
アヴドゥル「来訪者君…私はね」
アヴドゥル「相手の命の気配を探る能力を持っているんだよ」
アヴドゥル「それが教えてくれたのさ」
アヴドゥル「先程の…壁抜きの火炎攻撃の際に」
アヴドゥル「君が…一瞬で、何のタイムラグも無く『瞬間移動する』能力を持っている事に」
ディアボロ「――――」
ディアボロ「(この男…やはりタダモノでは無いな)」
あの一回だけの情報で、そこまで考えが及ぶとは。
例え、完全に『真実』には到達していないとしても、
少なくとも、自分の攻撃に対して『対策』を即座に立てて来たのは、
この男、随分と目端が利いて、頭が回るらしい。
アヴドゥル「『超スピード』か？はたまた『空間移動』なのか？」
アヴドゥル「それだけではどうにも説明がつかない部分もあるし」
アヴドゥル「たったの一度では結論付ける情報は得られなかったが…」
アヴドゥル「一つだけ言っておこう…君の背後からの奇襲攻撃は」
アヴドゥル「今後一切…私には通用しない」
アヴドゥル「(そう…特に、『背後』からのはな……)」
―――『背後からの奇襲』と言う言葉に、彼の脳髄が、微かにズキリと痛んだ
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