過去ログ - ISのシャルをめちゃくちゃにしてみる
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メンヘラ
2011/06/06(月) 18:52:29.43 ID:4s5NQs2AO
今日も開放時間が来て僕は辱しめを受けた。
けだるい体を横たえぼんやり口を開く僕の耳に聞くともなしに聞こえた。
おい、昨日来たの、若い女らしいぜ
こっちもえらく上玉らしいべ
やがてとなりの部屋から悲鳴が上がる。
ああ、その、別の女の子というのも輪姦されているんだ。かわいそうだね。
ここの終わりのない幽囚が待っているんだな。
どんな子だろう。
やがてひとり啜り泣く声が聞こえる。
僕はふらりと廊下にでた。隣部屋を覗く。
そこにいたのは・・・
「セシリア・・・?」
セシリアだった。
間違いないセシリアがそこにいた。僕は裸の体を揺する。
セシリアは僕を認めて泣きながら、
わたくしも一夏さんとは体の関係がありましたの。秘密の付き合いでした。
実は他に何人もの女子と一夏さんは関係を持っていましたの。
それがわたくし許せなかった。わたくし他の子とは別れてと言いました。
それがまずかった。
寄宿制のIS学園の生徒は教師を保護者代理にしています。まして国際機関の学園は実親も干渉しにくいんですの。
一夏さんはそれにつけこみわたくしをスキゾフレニアとの触れ込みでここに送りこみました。
教官もいいなりです。
わたくしだけじゃない、この手で邪魔になった女を何人も処分してきたんですの。
別の病棟にはずっと閉じ込められている女子がいますわ・・・
僕は尻餅して震えていた。頭を手ではさむ。
そんな、嘘だよね一夏?
一夏がそんなことするはずないもんね。
一夏は・・・
でも僕は知っている。そうだとすれば説明がつくと。
そういえば僕が卒業後の結婚をせがんで以来一夏はどこか冷たかった。
瞳の奥にぞっとするものがあった。
一夏は・・
違う違う!
そんなはずない。セシリアは精神病院に緊急入院して来たんだ。
まともじゃない。妄想をしゃべっている可能性がある。
あれ・・・?
すると僕はどうなんだろう?
僕は正気なの?
僕も実はもう狂っているんじゃないのかな。全部妄想なんじゃないのか。
今こうしているのも現実なの?
わからなくなってきた・・・
僕は狂っているのかいないのか。
それすらももう分からない・・・。
わかるのは僕は二度とここから・・・
(終わり)
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