2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/04/17(日) 16:15:34.89 ID:+jnUfvA40
補習帰り
上条「……はぁ、疲れた〜」
美琴「あっ、いたいた! 待ちなさいよアンタ!」
上条「ん? あぁ御坂か。どうした?」
美琴「どうしたじゃないわよ! さぁ昨日の事、大人しく全部吐いてもらうわよ!!」
上条「昨日の事……? あぁ妹の事か。
あのなー、お前もうちょっと妹にも構ってやれよなー。寂しそうだったぞ?」
美琴「し、知らないわよ! ってかなんでアンタは知り合ってるわけ!?」
上条「なんでって言われましても……初めは街中でバッタリとさ。
いやー、すっげえ似てるからお前と勘違いしたよ」
美琴「…………そう。ならいいわ! アハハ、ゴメンね。大きな声出してさ!」
上条「??」
上条(複雑な……ご家庭、なのかなぁ?)
美琴「しっかし、アンタなんで制服? もしかして補習とか?」
上条「うぐっ……! その通りですよ……。つかお前だって制服じゃん」
美琴「常盤台には、休みの日でも制服着用義務ってのがあるの」
上条「あーそうだったっけか」
美琴「まぁでも私も大変よ〜。何か幻想御手(レベルアッパー)なんて怪しいモンが出回っててね〜」
上条「レベルアッパー? なんだそりゃ?」
美琴「使うだけで強度(レベル)が上がるって代物っぽいわ。
でも使用者は副作用かなんかでぶっ倒れてるから、手出すんじゃないわよ?」
上条「ははは、出さねー出さねー。今更そんな悪あがきしませんよ」
美琴「そんな始めから諦めるなっての。てかアンタ、レベル0でもなんかしらの微弱な力くらいはあるでしょ? 何なのよ?
もし発電系統なら教えてあげられるわよ?」
上条「いやいや、それがまったく何もナシ。正真正銘の無能力者なんです」ガクッ
美琴「へっ? 何もナシ? それはそれでレアくない?」
上条「レベル5の方がよっぽどレアでしょうに。
てかお前、そんな怪しいモンの事を調べてるって、ジャッジメントでもやってんのか?」
美琴「ううん、黒子の手伝いよ。ほら、この前の爆弾事件の……」
上条「あーあの子か……」
上条(ん、待てよ。そういえば学園都市にも教会はあったよな? もしかしてあのシスターはそこの関係者か?
御坂に聞けば教会の場所くらいは教えてくれそうだけど……)
どうする? >>5
1002Res/902.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。