過去ログ - さやか「さやかちゃんイージーモード」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:46:33.03 ID:CxPl+XYro
「いらっしゃいませ」

 入店のメロディーと共に、杏子を迎えてくれた声の主を見て、杏子は驚きを隠せなかった。

 そして何故か胸が高鳴ってくるのを感じる。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:47:39.58 ID:CxPl+XYro
「あっ…えっと…ゴメンな…何でも無いんだよ…ハハ…」

 杏子は考えていた。隣の部屋には、美樹さやかと、上条恭介ってのが住んでいて、あの部屋からは男女が交わる声がはっきりと聞こえていた。
 だけど美樹さやかは、あの時あたしとぶつかった後ここに向かったわけで、それからずっとここで働いていたんだろう。
 じゃあ、あの部屋にいたセックス女は一体…?
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2011/04/17(日) 17:50:06.44 ID:9ZrClQG20
クズ過ぎワロタ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:52:36.68 ID:CxPl+XYro
「志筑さん、よかったよ」

 恭介は、ベッドの中で肌を合わせている女に、優しく語りかけた。
 だが、女はいたずらっぽくそっぽを向いてそれに答えようとしない。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:53:29.35 ID:CxPl+XYro
「ふふ…」

 仁美は振り返って恭介に自分の顔を半分だけ向け、怪しげな笑みを作って言った。

「酷いのは、さやかさんの方ですわ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:54:14.59 ID:CxPl+XYro
「だからと言って、あなたがこんな酷いところで生活するのは、それこそ酷い事ですわ。
 あなたは芸術家の資質を持っているんですもの。
 あなたは、ここよりもずっといい所で、いい暮らしをするべきですの。 そうでなければ、質の高い芸術は生まれませんわ」

「そう思う。本当に、そう思うよ。 いやあ、仁美は本当に話がよくわかる。 やっぱり家柄は重要だよね」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:55:07.10 ID:CxPl+XYro
「私に、秘策がありますわ。 さやかさんの件は、任せていただけます?」

 狙いすましていたその言葉が出て、恭介は思わず笑みが漏れそうになった。
 自分にとって面倒なことはこれで何も無い。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:55:35.45 ID:CxPl+XYro
         , -
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:58:28.81 ID:CxPl+XYro
 今日は本当に最悪だ。

 さやかはそう思いながら黙々と仕事を続けていた。
 まず恭介に叩かれ、あの赤い髪をした変な女にぶつかって遅刻をし、マミに叱られ、久兵衛がいて、
 気分が悪いと思っていたらまたあの赤毛の女が来て、人のネームプレートを勝手に見て、呼び捨てにされた。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:59:17.55 ID:CxPl+XYro
「さやかちゃん!」

 その声に、一気に店内が明るくなった。
 さやかはハッとして、声のする方に向き直る。
 見なくても分かる。その声の主は―
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 18:00:03.71 ID:CxPl+XYro
「マミさん、こんにちは。 これ、休憩時間にみんなで飲んでください。」

 まどかは従業員の数だけ、缶コーヒーを買ってくれた。

 マミはそれを受け取って、ありがとう、頂くわ。そう言ってまどかの頭を撫でた。
以下略



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