10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 19:53:20.72 ID:QhrUkmiko
「――危ないところだったわね」
そこに、『魔法少女』が降り立った。
「……え?」
死を覚悟していた少女の目の前に現れた、一見コスプレをしたような少女――巴マミは、胸もとのリボンをはためかせ、周囲の化物をたたき切った。
次々と襲いかかるそれらを目視すると、手に持ったリボンを天に放り上げ、それは光り輝くと数十本のマスケット銃となり、マミの足元に降り注ぐ。
「さぁ、行くわよ!」
少しばかりの笑顔を少女に見せつけながら、銃弾を化物達に打ち込み、近寄るならば使い終わったマスケット銃を投げつける。
化け物たちは次第に数を減らし、最後の一匹を優雅に狙い撃つと、耳障りな電子音は遠のき、狂気の風景は消え去った。
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