251: ◆4Wz3boX9ho[ saga]
2011/12/21(水) 01:01:33.57 ID:W3V96BJx0
―艦橋
艦長「はぁー疲れたよぉー」
副長「お疲れ様です艦長」
航海士「さて、どうされますか?」
艦長「とりあえず本隊後方50の位置へ」
航海士「了解」
副長「任務内容はどのようなものだったのですか?」
艦長「やることは前と変わらないけど積荷が換わるかな?」
副長「というと?」
艦長「人間」
副長「はい?」
艦長「だから、人間だってざっと6万人ぐらい?」
副長「おっしゃる意味が良く分かりませんが?」
艦長「この艦隊の目的地が百館島だって言ったら?」
副長「なるほど……」
ナレーター「説明しよう!百館島とは、帝国の敵対勢力である
王国連合軍の本拠大陸より南にある島であり、大陸侵攻の橋頭堡を確保した帝国ではあるが
ここを拠点にした潜水艦隊などの妨害により物資を前線に運ぶのを妨害されているのである!
すでに12個師団が島南部へと上陸しているが、激しい抵抗と敵本土からの支援により攻略しあぐねている
大きさはブリテン島ぐらいである」
艦長「なるほどー!」
副長「で、どちら様ですか?」
ナレーター「ただの通りすがりのナレーターですよ?」
副長「部外者を乗せましたっけ?」
艦長「いんや?っていうか海の上で通りすがりってどういうこと?」
副長「保安兵!」
保安兵「はっ!」
副長「どうやら部外者が入ったようですので丁重にお帰り願ってください」
保安兵「アイ・マム!」
ナレーター「えっちょっ、離せー!離せや!」
保安兵「何処の誰かは知らんけど作戦行動中の軍艦に乗り込むとはいい度胸だ」
ナレーター「あーれー殺されるーヤダー」
保安兵「大丈夫、運がよければ生き残るから」
ナレーター「あかんて、この季節の海に放り込まれたら心臓麻痺るって」
保安兵「んじゃいくよーせーのっ!」
ナレーター「アッー」
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