過去ログ - 百合子「これで私の130連勝ね」美琴「128勝2引き分けよっ!訂正しなさいっ!」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/04/18(月) 02:51:09.06 ID:hflxQzlu0
学園都市のとある河川敷のほとりで、二人の少女がまるで巌流島の決闘の如く、互いに睨み合いながら向かい合っていた。

片や、うっすらと淡いピンク色に染まった白い長髪を靡かせ、勝ち誇った顔を浮かべる華奢な体躯の少女。
その肌は髪の色同様、不自然な程に白く、そして傷一つなく瑞々しい。
ただ一点、長い睫毛の下に宝石のように嵌めこまれた、深紅の大きな瞳だけが彼女の勝気な性格を表すかのように真っ赤に輝く。
折れそうな細腕をしっかと組み、長点上機学園の制服を身に包んだアルビノの少女は、相対する彼女より僅かに高い身長もあってか、相手を見下ろすような姿勢で仁王立ちしていた。

そしてもう片方は、対照的に悔しげに満ちた表情で白い少女をキッと睨みつける、常盤台中学の制服に身を包み、栗色をした短髪の少女。
悔しさからか、両手をきつく握り締め全身を小さく震わせながら、電撃系の超能力者らしく、全身から怒りで稲妻を纏わせている。

全く正反対の様相を見せる二人の少女だが、両者とも、普通に黙ってさえいれば誰もが認める可憐な美少女には間違いない。

「まっ、128勝だろうが130勝だろうが、どっちにしても私の全戦全勝で間違いないけどね」

フフンと鼻を鳴らし、自身の長髪を自慢げにかき分けながら、片方の白い少女はふんぞり返り、向かい合いって悔しげに顔を顰める短髪の少女に厭味ったらしく言い返す。



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