過去ログ - 百合子「これで私の130連勝ね」美琴「128勝2引き分けよっ!訂正しなさいっ!」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/04/18(月) 23:12:23.41 ID:hflxQzlu0
その言葉を聞いて、おずおずと頭を上げた初春は、遠慮がちに口を開いた。

「あの、今…お邪魔していいですか?」

「いいわよ全然、どうせ私一人で暇だったから」

ざっくばらんに手をひらひらさせながら返した美琴の言葉に、ようやく初春も彼女が怒ってないことを察したのか、ほっとしながら美琴が座る席の向かい側に腰を下ろす。

「珍しいわね、アンタが佐天さんと一緒じゃないなんて」

美琴はそう言って、一人でやってきた彼女に、素朴な疑問を口に出す。
彼女の中では、いつもやたらと元気で黒い長髪、中一とは思えない発達した胸が印象的な佐天という同級生の少女と、この後輩といつも一緒に遊んでいる印象があった。

「今日はジャッジメントの仕事中で、ちょうど今、自主休憩中に入ったとこなんです」

初春は店員にパフェを注文しながら、しれっとそういって手を合わせる。

「ようはサボりってわけね…それで、私の姿が目に入ったと」

この子も見かけはおとなしそうなのに、結構やってることは図太いわね、と自分のことを棚に上げてつらつらと考える御坂。
先ほどまでの当麻と百合子に対して込み上げていた怒りは、彼女と話しているうちに、宙ぶらりんの状態のまま収まってしまったようだ。

「はいっ! それで御坂さんがご執心中の、例の人の新情報をお伝えしようと思って」

「ちょっと、それっホントっ!?」

突如入った吉報に、思わず嬉しさのあまり勢いよく大きな音を立てて席を立ちあがる御坂。そのあまりの喰いつきっぷりに話を振った側の初春は思わずひいてしまう。

「あっ、ごめん……」

「えっとですね、例の人、鈴科さんが普段通ってそうな場所が分かったんです」



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