過去ログ - 百合子「これで私の130連勝ね」美琴「128勝2引き分けよっ!訂正しなさいっ!」
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(大阪府)
[sage]
2011/04/18(月) 02:55:20.67 ID:hflxQzlu0
その言葉で本来の目的を思い出したのか、パチンと両手を叩いてから百合子は当麻を誘った。
「……いや、もう日も暮れかかってるし、今日は遅いだろ。 俺はともかく百合子は門限あるだろうし」
一瞬、首を縦に振ろうとした当麻だったが、ふと辺りを見回し、すっかり夕焼けも暮れて、そろそろ夜の帳が落ちつつあるのに気付いた彼は、その提案を遠まわしに断ろうとした。
「大丈夫、大丈夫! さっきメールで今日はウチの親、仕事で遅れるって分ったから!」
だが、そんな彼の言葉が全く聞こえてないのか、百合子は強引に彼の片腕を掴んで抱き寄せ、ぐいぐいと引っ張っていく。
「ちょ、ちょっと、そんな強引に引っ張るなって!」
「いいから、いいから、今度面白い新台が入ったんだよっ、早く行こっ!」
そう言って、当麻の意思におかまいなくどんどん進んでいこうとする百合子。
思わず抵抗しようとする当麻だが、その時不意にふにふにした柔らかく、そして暖かい何かが自分の腕に当たったのを感じ取る。
「ちょ、あたってる、あたってるって!」
その感触の正体が、彼女の慎ましやかだが確かに存在する胸だと気付いた当麻。
普段は鈍感を地でいく彼だが、流石に気恥ずかしさから彼女を振りほどこうともがいた。
「何が?」
「いや、ナニと申されましてもこっちの方からは正直に言いにくいといいますか…」
急にモジモジしだした彼に、百合子は密着していた姿勢を止めて、怪訝そうな顔をする。
その原因が、自分の胸云々のことにまったく気がつかないあたり、彼女も彼に負けず劣らずのそうとうな天然だった。
「? 変な当麻君」
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