過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2011/04/18(月) 04:47:16.22 ID:k0Glf3bq0
いつの間にかフクロウに姿を変えた使い魔は、面白そうに首をかしげながら
止まり木の上で二人のやり取りを見ていた。
そしてひとしきり楽しんだ後、魔導士の心に直接話しかける。
使い魔『押されてるな。助けてやろうか?』
魔導士『た、頼む……』
ところで、この魔導士は研究者としては優秀と言っていいだろう。
声を出さずに会話するこの魔法も、彼がまだ他の研究者に魔法を教わり始めた時期に独自に開発した高度な魔法だ。
もっとも彼としては、こんなところで役に立つとは思っていなかっただろうが。
使い魔「まあまあ、落ち着けって。これにはちゃんと理由があるんだよ」
助手「理由?ほんとに"ちゃんとした"理由なんでしょうね?」
使い魔「もちろんだ。まあ考えてもみろ。今のお前に魔法に関する知識があるのか?」
助手「そ、それは、ない…ですけど」
使い魔「そうだろ?まずお前は魔法の知識を身につけんといかんわけだ。
あいつが学生って言葉を使ったのもそういう訳だ。ごまかすためじゃない。ここまではいいか?」
助手「……一応、納得できます」
使い魔「で、だ。まったく魔法の知識のない学生に手伝える部分は今んとこなかったんだよ」
助手「じゃあ、私はやっぱり…」
使い魔「待て待て。"今んとこ"って言ったろ?
これからお前に手伝ってもらうことは山ほどある」
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