過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)
2011/04/18(月) 06:12:19.45 ID:k0Glf3bq0

魔導士「で、もう一人は?」


使い魔「あっちは…うーん、多分駄目だな」


魔導士「駄目?なんで?」


使い魔「あいつはずっと自室で瞑想してるみたいだ。研究とかどうでもいいみたいだぞ」


魔導士「はあ、あいつらしいな。自分の研究室も立ち上げず、所属する研究室も決めず……
    ホント何でこの研究所に来たんだろう」


使い魔「魔法を教わりたかっただけなんじゃないのか?
    まともに制御できる魔法を学べる施設って多分ここくらいだろ」


魔導士「なるほど、確かにそのフシはある。まあ、あいつは正確には面白い魔法が使いたいってだけだろう。
    まだここの研究過程で面白い魔法が見つかるかも、って期待してるんじゃないか?」


二人目の候補は、一人目とは対照的に落ちこぼれの変人と呼ばれている男。
つかみどころのない男で、魔法の実技以外の教科はすべて落第ギリギリの成績で、
今年、エリート少女やこの魔導士と共に研究過程へ進学した。
しかし、実技の腕はとびきりで、魔法を教える側の研究者や教師たちを上回る程だった。

ここで二人の会話を聞いていた助手が、ある疑問を口にした。


助手「あの、その二人は本当にここに来る可能性あるんでしょうか?」




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