過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/04/18(月) 10:34:26.78 ID:k0Glf3bq0

助手「発表会って案外すんなり終わるんですね。もっと時間かかるものだと思ってました」


使い魔「いや、たまたま前の方の順番だっただけだぞ」


魔導士「うん。俺たちが勝手に帰ってきただけで、発表自体はまだ続いてるな」


助手「か、帰っちゃったんですか。そんなことして大丈夫なんですか?」


魔導士「うん。聞きたくないなら帰っていい。今日の発表はそんなもんだよ。
    もちろん帰りにくいっていうか、実質帰っちゃいけない発表会もあるけどね。各分野の権威ばっかり集まったときとか」


助手「へえー。じゃあ今日の発表は何の発表だったんですか?」


魔導士「予算の承認だ。基本的には去年から引き続き同じテーマで研究するとこが発表するんだ。
    去年の成果はこうでした、今年もがんばるのでお金下さいってね」


使い魔「ちなみに数日前に出来たばかりのこの研究室から発表出来たのは、こいつの数少ないコネのおかげだ。
    準備期間がやたら短かったのは、本来は俺たちに関係ない発表会だからだな」


助手「そ、そうまでしてお金欲しかったんですか?」


魔導士「ちょっと抵抗あるけど、まあそうだな。そもそもの予算が少なすぎたんだよ。
    それに例の新型魔法も早いとこ発表したかったしな。あの二人が研究室に所属する前に気を引いておきたかった」


助手「なるほど。それで、例の二人は来ますかねー」


魔導士「使い魔、あいつらの反応はどうだった?」




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