過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/04/19(火) 00:52:45.69 ID:jFQE/45t0

助手「あはは。いいじゃないですか、私にしか読めないんでしょ?」


魔導士「最初に書くことがそれかよ」


助手「まあ思い出ってことで、ね?」


魔導士「あーもー、わかったよ。実際、俺は大魔法は使えんしな」


助手「え?本当だったんですか」


使い魔「こいつは体質的に、一度の魔法で使える魔力の量が少ないんだよ。
    持ってる魔力の量自体はなかなかなんだがな、勿体ない」


魔導士「しょうがないだろ、体質なんだし。そんなことより次、式の基本的なルールについて、」


こうして、講義は夜中まで続いた。
助手は非常に熱心で、わからないことをかたっぱしから質問する。


助手「はい!質問」


魔導士「はい、何?」


助手「この二つは同じ効果の魔法の式ですよね?なんでここんとこが異なってるんです?」


魔導士「考えられるのは二つだな。アプローチが違うか、自分用の式に改良したか」


助手「はい!では、アプローチが違うっていうのは?」


魔導士「A地点からB地点へ行くのに、C地点を経由するかD地点を経由するか。
    道のりは違っても得られるものは変わらない。」


助手「なるほど、確か式は魔力の通路の設計図だって言ってましたね」


魔導士「その通り。」



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