過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
1- 20
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/04/19(火) 02:41:57.83 ID:jFQE/45t0

使い魔「まったく、簡単に言ってくれるな」


エリート「とりあえず使えただけですわ。あの魔法は何ですの?まったく制御出来ませんわ」


魔導士「うん。式としては一応形になってるのに、制御できない。不思議だろ?」


エリート「あなた、あの式をわざと組み込みましたわね?
     あの結界解除の魔法にあの式は丸ごと不要ですわ」


魔導士「はあ。そこまで気付いたのか。お前の言う通り、あれはたまたま出来た副産物だ。
    予算の為にあれを発表しておきたかったから、無理やり組み込んだんだ。」


エリート「当然ですわ。あの部分だけ違和感がありましたもの」


魔導士「まったく、どうやったらぱっと見でその違和感がわかるようになるんだよ」


エリート「才能ですわ。そして、ここに来た理由ですが、」


ここで使い魔が彼女の言葉をさえぎった。
彼女の行動は、完全に彼らのシナリオ通りだった。


使い魔「式に欠陥があるのはわかる。でも一応は形になってるから何処が違うのかわからない」


魔導士「これを解決するには時間が必要だと感じた。だが、本格的に研究する権利は俺の研究室が持っている」


助手「そこで、この研究室で協力しながら、研究しようと考えた、ってとこですね」


エリート「なっ。」


使い魔「おおむねシナリオ通りだな。あの式を無理に組み込んだのは、お前を誘い出す目的もあったんだ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
440Res/328.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice