過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/04/22(金) 05:33:52.47 ID:WFqoyjqt0

魔導士が、ふと思い出したように言った。


使い魔「そう言えばそうだな。まさかあの譲ちゃんが訪ねてくるとは思わなかった」


助手「ってことは勝者なし、ですか?二人とも来る、に賭けていた私も負けですし」


使い魔「いや、そうとも限らん。研究内容の最終決定は今日までだからな」


魔導士「うん。今日までに来ればお前の勝ちだな。でもアイツの性格考えると、もう望み薄だな」


助手「そう言えばその人、どんな方なんですか?何でも、変わり者だということでしたけど」


使い魔「どんなって言われてもな。何考えてるのかよくわからんとしか言えないんじゃないか?」


魔導士「うん、そうだな。ただ、気になったことは何よりも優先して片づける性格なんだ。
    正しくは性格と言うより、行動パターンってとこかな」


助手「じゃあ、昨日のうちにここに来なかったってことは」


使い魔「多分アイツの気をひけなかったんだろうな。
    まあ、俺ははもともとあまり期待してなかったけどな」


魔導士「残念だな。あいつの魔法の技術を貸してほしかったんだけど」


助手「そういえば、これからの食事当番はどうします?エリートさんにも当番回しますか?」


コンコン


そのとき、扉をノックする音が研究室に響いた。


魔導士「ん?客か?」


使い魔「多分あの嬢ちゃんだな。今日から来るって言ってただろ」


助手「あ、私、出ますね」



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