過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2011/04/18(月) 03:58:41.38 ID:k0Glf3bq0
助手「お願いしますね。」
使い魔「よし、ちょっとこっち来い」
白い狼の姿をしたこの使い魔は、体を起こすと備え付けてある黒板のもとへと向かう。
そして、あくびをしながら人の形へと姿を変え、
使い魔「んじゃまず、この世界の端っこには何があるか知ってるな?」
助手「は、端っこにですか?」
使い魔「ああ、まずそこからか」
使い魔はしなやかな動作で白のチョークを持ち、一つ円を描いた。
人の姿での動きにもなれたこの高位の使い魔は、現在は銀髪の青年の姿をしている。
もっとも、この姿も数ある彼の姿の一つに過ぎないのだが。
使い魔「俺たちの世界を、ずぅっと上から見たらこんな感じなんだが」
助手「あ、知ってます!その円盤を二人の巨人が下から支えてるんですよね」
使い魔「そう言われてるな。だが、誰もそれを確認したことはない。なぜだと思う?」
助手「えっと、世界がとても広いから、ですか?」
使い魔「違う。この世界はお前が思ってるよりずっと狭い」
助手「え、えーっと……分かりません」
使い魔「この世界の端っこにはな、見えない壁があるんだよ。
そいつのせいで世界の裏側なんか覗けないんだ」
助手「壁、ですか?」
使い魔「ああ。俺とアイツは実際にその壁があることを確認してる」
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