過去ログ - 仁美「私、マミお姉様に一目惚れいたしました」マミ「えっ!」
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◆Yvle9sODZk
[sage saga]
2011/12/11(日) 15:51:30.28 ID:zflMDetfo
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
放課後、校門で待ち合わせた仁美とマミは商店街をパトロールしていた。
まどかとさやかにはしばらくの間、仁美は用事があるので一緒に帰れないと伝えてある。
仁美「何だかダウジングみたいですわね」
マミに倣って、宝石形態に変化させた自身のソウルジェムを掌の上に載せて歩いていた仁美が呟いた。
マミ「確かにちょっと似てるかもしれないわね。探すのは水脈や鉱脈じゃなくて魔女だけ……ど」
黒猫「……」ヒューヒューゼェゼェ
仁美「どうされました? まあ、これは!」
マミ「このあたりの路地は車の通りが激しいから轢かれたのね、可哀想に。……よし!」
マミは血塗れでボロボロの黒猫に近付くと、そっと触れて魔法を発動させた。
光に包まれた黒猫の傷がみるみるうちに消えていく。
仁美「これがお姉様の治癒魔法ですか? 猫さんの傷が」
マミ「ええ、猫ちゃんのボロボロの身体を魔法で繋ぎ合わせてるの。
事故からまだそんなに時間が経ってないみたいだから間に合って良かったわ。
……これで終わり、と」
仁美「お疲れ様です」
黒猫「……ニャー?」
マミ「ふふ、もう大丈夫よ」
マミはそう言って黒猫を抱き上げる。
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