過去ログ - 殺戮の先の絶対能力者(レベル6)
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:31:49.76 ID:rpUb36e40
とにかく、自分がすべきことはすでに決まっている。
上条は、ゆっくりと一方通行の正面に立った。
こいつを倒して、全てを終わらせる。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:32:19.36 ID:rpUb36e40
「うわあああああああああああ!!!!!」
背中に強い衝撃を感じる。
上条は吹き飛ばされてコンテナに叩きつけられていた。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:32:48.31 ID:rpUb36e40
「さァて、そろそろ終わりにするとすっかァ」
一方通行の手が近づいてくる。
この手が触れれば、恐らく上条は死ぬだろう。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:33:16.25 ID:rpUb36e40
その後、形勢は逆転した。
上条の右手なら。反射の影響を受けずに殴れるからだ。
このまま殴り続ければ、いずれは一方通行は力尽き、実験は中止となる・・・はずだった。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:33:53.81 ID:rpUb36e40
「ぐあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
上条がゆっくりと地面に倒れる。
左肩には、小石が深々と突き刺さっている。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:34:20.50 ID:rpUb36e40
いつの間にか、幻想殺しの弱点が見抜かれていた。
一方通行は攻撃を近距離から遠距離に切り替えたようだ。
第一位だけあって、頭の回転も速い。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:34:56.21 ID:rpUb36e40
「オイオイ、ヒーロー気取って来たくせに、もう終わりかァ?」
「まァ、所詮てめェみてェな無能力者のクズに、何かを救うなンてヒーローじみたことなンざできねェンだよ」
「どっちにしても、今更救ったところでなンになる?」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:35:25.51 ID:rpUb36e40
一方通行は倒れている上条に向かって言葉を続ける。
もちろん、上条は納得いくわけがない。
「ふざけんじゃ、ねえよ・・・」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:35:54.41 ID:rpUb36e40
「御坂妹だって、生きてんだよ」
「歯を食いしばって、必死に生きてきたんだよ」
「そんなやつが、なんでおまえなんかに殺されなくちゃならないんだよ!」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:36:21.84 ID:rpUb36e40
その言葉を聞いた瞬間、一方通行の中で何かが切れる音がした。
気付いたら、一方通行が放った小石が上条の右肩を貫いている。
「ふざけンな!!てめェに、あいつらの何が分かるってンだ!?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 07:36:47.52 ID:rpUb36e40
一方通行は言葉を嵐のように上条にぶつけた。
「俺だってなァ、あいつらを殺したくなンてなかったンだ!!」
「最初は[ピーーー]のをためらった!そンな俺に、あいつらはなンて言ったか分かるかァ!?」
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