過去ログ - お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください7
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472:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/07(土) 00:56:07.89 ID:stK8C8QIo
>>469

「この酸っぱい味付けがなんとも言えないかも!」

目の前で、野菜炒めを頬張る少女から上条は目を離せないでいる。
正確には目の前の少女の着ている修道服から。

とはいっても、上条はその修道服の価値も意味も何一つ理解していない。
いや、理解『できない』
それなりに『事情』を知っている上条にとっても、この修道服は異次元過ぎた。

そして、何よりも上条の理解が及ばぬのは、
これほどの霊装とそれを身につけている目の前の無邪気な少女のアンバランスさで――

「――そんなに、この修道服が珍しい?」

「ッ!?」

「あ、ごはんありがとう。とってもおいしかったんだよ」

いつの間にか、食事を終えていた銀髪の修道女は姿勢を正し、上条に正対している。

「お前……、一体何者――」

「あ、自己紹介が遅れたね。私の名前はインデックス」

「インデックス……? ま、まさか……お前」

銀髪の少女が発した名前と思しき単語は、偽名としても出来の悪いものであったが、
少女の着る修道服の大きすぎる意味と、その偽名を結びつける線が一本、上条の脳裏に浮かぶ。

奇しくもそれは、とある理由から上条当麻が求め続けていた存在で――

「……そっか。迂闊だったね、貴方からは魔翌力を感じられなかったから気付かなかった」

「じゃ、じゃあ、お前は本当に……?」

うん、と少しだけ悲しそうに修道服を着た彼女は返答をして、

「私の正式名称は、Index-Librorum-Prohibitorum……だよ」

禁書目録。世界中の魔術師が求めてやまない存在が――今、上条当麻の目の前に存在していた。


こういうことだろうか
設定難しそうだなー、やりがいはあるかもだけど


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