過去ログ - 一方通行「いいか、フラグってのはなァ」 ガブリエル「vbhti素敵apfrgt」
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◆3dKAx7itpI
[saga]
2011/05/14(土) 23:04:33.74 ID:Sam7OFnqo
だが対する一方通行もただ天使の前に屈するだけではなかった。というより、一方的に攻撃されていたら
彼はもうこの世にはいないだろう。一方通行は学園都市最高の頭脳を活かし、能力を全力で駆使し、
見事にたった一人で大天使を相手に立ち回っていた。
ミーシャには付け入る隙があった。アレイスターも掻い摘んで説明していたが、
彼女は『天使同盟』として過ごしてきた事によって得た自我と、『星の欠片』にある『門』の柱が
太陽に近付くにつれその力が弱まり存在の維持が困難になってきている現実とがごちゃまぜになり、
暴走寸前、『悪魔』と化す一歩手前まで来ていた。
天使が本来決して手に入れる事の出来ない自我、感情が原因でミーシャにはもう
何も見えていなかった。一番大切な存在である一方通行にも牙を剥くほどに。
だから彼女の攻撃も強烈ながら安定していなかった。見当違いの方向に飛んでいく『天使の力』の塊。
どこに狙いをつけて振るっているのか分からない氷の翼。
一方通行はその隙をついてなんとか天使の攻撃をやり過ごしながら、ひたすらミーシャに声をかけていた。
『俺が分からねェのか』、『自分をしっかり保て』、『これ以上暴れるンじゃねェ』。
そんな言葉を、喉が掠れるまでずっと叫び続けた。
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