過去ログ - 一方通行「いいか、フラグってのはなァ」 ガブリエル「vbhti素敵apfrgt」
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◆3dKAx7itpI
[saga]
2011/05/17(火) 23:12:12.47 ID:9q3HpP9po
二人はこの光のオーロラが出現する瞬間を目撃している。なにせ高度一〇〇〇メートル以上の巨大な壁だ、
遠く離れた位置からでもそれは確認できる。そしてその壁は、まるで最初からそこにあったかのように
一瞬で出現していた。並の魔術師では、いや、例え世界に名を馳せるような大魔術師でも果たしてそんな事が出来るのか。
上条は目を閉じ、しばし沈黙する。
これは賭けだ。インデックスの言ったとおり、自分勝手な理由でこの壁を破壊して、もしそれで
誰かが酷い目に遭うような事があったら・・・・・・。しかし、自分たちが一旦第一九学区に入れば
必ずこの騒ぎを止められるという自身があった。これまで様々な事件に関わってきた経験もあっての自身だった。
上条はバシッ!と自分の両頬を強く叩いて喝を入れる。これから自分たちが首を突っ込む場所は、
地獄すら生温いと思える戦場だと強く心に念じる。そして必ず、学園都市のために、学園都市に住む人間のために
この騒ぎを終わらせてみせると強く誓った。
『幻想殺し』が宿る右手を握り、インデックスの方を見て上条は言った。
「・・・・・・それじゃあ、行くぞ」
「うん」
上条は右腕を思い切り振りかぶり、叩き割る勢いで右手を壁にぶつける。
パキイィィィィン!!!!!!、という甲高い音が鳴り響いた。
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