過去ログ - 鹿目まどか「魔法少女の力量を超えて,その日みる夢」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga ]
2011/04/20(水) 00:20:13.17 ID:LUYFHUX40
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私は病院を退院した。


そして迎える25日、私は見滝原中学に転校した。

私の心には不安と無力感しかなく……学校のはじまりは、また苦しい日々のはじまりだって、
思っていて。

初めての通学路を歩くたび何度も泣き出しそうになった。足が重い…重たい…。


「はい、じゃあ自己紹介、いってみよう」


新しいクラスに顔を出したときは、胸がつぶれてしまいそうで。


「あ…あの……暁美……ほ…ほむら…です……えっと……その…どうか……よろしく……お願いします…」


クラスメートたちの視線が集まると、かつての学校の蔑みの記憶がまざまざ蘇る。

先生が説明する。”暁美さんは、心臓の病気でずっと入院していたの。久しぶりの学校だから、
色々と戸惑うことも多いでしょう。みんな助けてあげてね。”


私はずっと不安だった。
またあんな、耐えるに耐えない日々が、これからはじまるんだろうかって。


そんな時、あなたは私に声がけしてくれた。

鹿目まどか。

私……あんなに嬉しい気持ちになったの初めてだった……。


あなたは言ってくれた。



ほむらちゃんも、かっこよくなっちゃえばいいんだよ!




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