過去ログ - 美琴「ねぇ……いつになったら、アンタは許されてくれるの?」 一方通行「…………」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西)[saga]
2011/07/14(木) 23:28:26.13 ID:fK22V8pK0
ビクリ、と少年の肩が震える。

突如、脳に直接響くような声がする。

――本当は気付いているんだろう? これが彼女達だと。

だから、ありえない。

混乱しながらも、一方通行は脳内で謎の声と対峙する。

何故なら、自分の動きや思考は全て――――

――いや、それは残念だが根拠にはならんよ。

反論が途中で遮られる。

自信に満ちた、己が絶対だと主張するような声は、続ける。

――君が人間でいられる理由は単純さ。これは『夢』だからだ。

愕然とする一方通行を無視して、声は響く。

――そう、これは君の『夢』。君が一番恐れる事。

それを、ただ流しただけの物。

この声も、君のイメージした者が具現化されただけだ。

一方通行はぼんやりとしか聞いていなかった。

これが、『夢』?

ならば、お前は何をイメージして作られた。

ふむ、と声は少しの間を置く。

そして、答える。

――君が望む『裁き』を下す者、かな?





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