過去ログ - 美琴「ねぇ……いつになったら、アンタは許されてくれるの?」 一方通行「…………」
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130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西)[saga]
2011/07/15(金) 00:00:40.18 ID:LACRDplT0
大通りに出たところで、頭上にある赤いランプが青に変わり、一方通行はブレーキを踏む。

平日だからか、通りには制服を着た学生はいない。

と思っていたのだが、サボリか何かなのか、ちょうど中学生ぐらいの少女達の集団が歩いていた。

「今日は何時ぐらい?」

「いつも通りだ」

中学生の集団は、笑顔で通りを歩いていた。

無意識にそれらを眺めながら、一方通行は答える。

美琴がその視線に気付いたらしく、その先を見た。

楽しそうに歩く少女達を視界に入れて、すぐに彼女は何も言わずに目を逸らした。

「――そ。先生によろしく言っといてね」

「……あァ」

信号が、変わる。

一方通行はペダルを踏む。

いつの間にか、集団はもういなくなっていた。





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